こんにちは。
1月ももう中盤!早いですねー。
年末年始にご来店くださった方々とお話した中で、
そのお言葉の一つ一つの余韻に浸りつつ・・・
自分たちがクロスブリッジとして取り組んできた事、
これからさらにパワーアップしなければいけない事、
色々と考えながら過ごしました。
あ!それと、スヌード製作にも追われてましたが・・・
そうするうちに、もう2週間経っていました(笑)
今回は、ザクザクと縫って、増えに増え100本くらいは作ったかもしれません(゜o゜)
さて。冒頭にあります通りの「ズバリお答えしていきます!」なんですが。
ブログや店頭で、割とはっきりものを言うので、洋服についての疑問や世間でのセールの事情など
お尋ねされることがしばしばあります。
<裏話>という表現は苦手ですが、私たちが把握できている範囲ではお答えする様にはしています。
それによって、他を批判するつもりは全くなくて、知っている事をお話するだけです。
海外からファストファッションというものが流入し、
「衣料品の消費が伸び悩んでいる」という話題が10年ほど前からよく聞かれるようになりました。
その状況を乗り切るべく、低価格な商品の生産に路線が変わったメーカー、低価格な商品構成にしたショップ、
また、価格設定は落とさないにしても、フェアやキャンペーン・予約会での値引きを頻繁にすることで
お得感を打ちだすところも見られるようになってきました。
この全部に言えることは・・・・・
販売価格が下がることを想定して、商品を生産しなければいけないということ。
簡単にいえば、
「ロープライスや、いつかの値引きのためにできるだけ原価を抑えておかねばならない」
ということです。
それに、広く大きく販売していくには雑誌を始めとした広告媒体を大きく使っていく必要があり、
そこにかかるコストも製品の価格に加算されます。
この方法は、ここ数年で目立つようになりました。
そんな商品に「とびきり☆の魅力」は詰まっていないだろうなぁ・・・
詰まっていても感じにくいだろうなぁ・・・と思うので、
『洋服で、たくさんの楽しみを感じてほしい!!』が持論の私は、ついモヤモヤを感じてしまいます。
とびっっっきりカッコイイもの!!を必要な分だけ生産して、常識の範囲内で利益分を加えて・・・・・
それが時には多少高額になることがあったとしても、
「適正価格」としてコストパフォーマンスの高いものを提供する。
そして、その価値観を共有できるショップやお客様のところへ
真っ直ぐに製品が渡るのが何より正常かなーと。
真っ直ぐに洋服づくりをしている取引先の方々をみて、心からそう感じますし、
そういう人たちが生み出す製品は、これからも大切にしていきたいです。
巷では、初売りからのバーゲンが賑やかに行われていますが、
気になるものが何となく見つからなかったという方がいらしたら、
作る人が詰め込んだ「とびきり☆の魅力」の差かもしれませんね(*^_^*)
あ!補足ですが・・・
バーゲン中でもお店によっては「とびきり☆の魅力」が詰まった物でも、
なかには泣く泣く割引になっていることもあるかもしれません。
●サイズや色が偏って欠品してしまった
●ブランドの入れ替えをしたい
●新規の取り扱いで挑戦してみた会社の物だったが、どう頑張ってもお店での反応が無かった
こんな場合は、わりと店頭の奥まったところや、数点だけポツンと陳列されていたり
または、その逆でそのブランドだけを固めて並べてあったりします。
一緒にお出かけできたら、吉兆の女将さんさながらに(古いッ!!ですよね・・・)
横から合図できるんですが(笑)
そういう訳にもいかないので、ワンポイントアドバイスということで。
今日のブログでは、2つの話題をご用意していましたが、
別の話題で長くなってしまったので・・・・・
1つは【add down】と比較して、よく話題にのぼるフランス発祥の【Moncler】の件について。
これは、次回にまた<m(__)m>
もう1つは、2015年から販売を始めた[しまむらさん]が使用する、スコットランド発の【Harris Tweed】
について。
これは私もずっと疑問に思っていたのですが、
「やっぱりそんな事か・・・(+_+)」という記事が出ていましたので、
添付します。
興味がある方はご覧になってみて下さい。
http://toyokeizai.net/articles/-/152704
高級生地「英ハリスツイード」安値乱売のなぜ
大手小売りもルール違反、協会が対策強化へ
では。明日も楽しく洋服話ができますように☆
スペシャルなものが入荷してきていて、ナイスなものが明日届くようです♪
どうぞ、お楽しみに<(_ _)>
週末にかけてずいぶん冷え込みますので、暖かくしてお休みください。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!!