こんばんは。
週末あたりから、さすがに2月とばかりに、寒さが和らいだ感じがしますね。
14日には九州北部にも「春一番」が吹いたとか。
少しづつですが、春の訪れです。
さて。
新しい季節に向けて、足元のオシャレも気になるところです。
「Polpetta」より、アッパーの部分が目を惹くシューズが入荷しました。
こちらは、メンズ・レディースともにサイズがございます。
「気難しめのサンダル」
「チャラ目のローファー」・・・・・
色んな見方ができるのが面白いかなーと。
そしてさすがは、日本人が企画に携わっているため、
イタリアンな空気を醸し出していますが、
思いっきり日本人仕様になっていて履きやすいのです。
甲の厚みがあり、幅広な足の方にはこういうスリッポンタイプは足になじみにくいのが難点ですが、
そこをサクッとクリアさせてあります。
いまはなき、レディースのシューズブランド「admaiora」のデザイナー、山崎学人さんが企画をしているので、
品質デザイン性、言うまでもなく「とびきり☆」です。
ちなみに、先に告知しておくと生産はベトナム製なんです。
ここ数年でいうと、「日本製至上主義」の空気を感じなくもないので、
ひとまず先にお伝えしておきます。
これはまだ、数年前「admaiora」があったころの話なんですが、
来福中の山崎さんと、ベトナムでの生産について話をすることがありました。
最初は「え?日本で山崎さんとお弟子さんの二人で作るの辞めてしまうの??」と正直戸惑いましたが、
自分たちと同じレベルで製作できるスタッフを養成するとのこと。
事業として成立させていく過程で、ある程度の量産をしてコストを抑えたり、
一定の販路を作る事が必要になります。
コストを抑えるにもいろいろな手段があり、
・手作業を機械生産に変える
・材料の質で調整する
などありますが、
単純に人件費が安く収まる地域で、作れる人を増やして
生産数を増やすということも有効な手段です。
人を育成するのはとにかく時間がかかるそうですが・・・・・
で、そのやり方を確立し「Polpetta」がスタートしたというわけです。
当時、山崎さんが「ベトナムの方は、戦後すぐの日本人みたいにすごく真面目で勤勉なんですよ♬」
「ごまかしがなくて・・・行ってみて正解でした」とワクワクされていたのを覚えています。
そして、雑誌<LEON>タイアップのもと、ポルペッタが登場したのでした。
お弟子さんと2人で修理から請け負っておられた前のブランドは、時代の波に押しつぶされるように
途絶えてしまったのが、残念で・・・
あんなに履きやすく、感度も高く、足を包み込むようなシューズが、また手に入るのであれば、
生産国は関係ないのでは??と考えています。
生産を取り仕切る人、そして実際に生産する職人さんの意識次第で、製品の良し悪しが決まるといっても
過言ではありません。
日本製を強調するために(でもコストも抑えたいので)
材料のグレードを一つ下げるという方法をとる会社もあるとかないとか(;^_^A
電車の中で自分がデザインした靴を履いたOLさんに話しかけたかっただとか、
お会いした時にアドマイオーラの靴を履いた私を撮るために、地面に這いつくばっていたりとか、
そんな「気持ち」がある人のシューズをぜひ、見にいらしてください(#^.^#)
¥27000+税 色は黒のみ。メンズ・レディースあります。
そして。パンプスに飽きた方に。
26000+税 カラー黒のみ。
素足でも靴下でも。サンダルのような、革靴のような、パンプスのような曖昧なシューズも。
この曖昧さのおかげで表情が変わります。
フォーマルシーンでもオフィスでも活躍すると思うので、
お早めにご覧くださいね(^^♪
今日は、「あの方に届け~ッ」と思いながら書きました。
いつもご覧いただき、ありがとうございます!