こんばんは。
大変大変長らくお待たせしました(笑)
【FULLCOUNT】のスウェットがやっと!入荷しました。
当初の入荷予定は9月だったのですが💦
納品がすっかり遅れてしまいました。
フルカウントは、今回からこのスウェットー生産を、日本の織物産業で有名な和歌山県の工場に依頼し始めました。
最近、この工場に色んな会社からの注文が集中しているそうで、それが原因で納品がすっかり遅れてしまったとのこと。
和歌山県にのみ現存する吊り編機で生産された裏毛生地は、1940~50sのアメリカのスウェットをズバリ再現しており、ふっくらとした風合いと最高の着心地が最大の魅力です。
フルカウントの代名詞ともいえる、ジンバブエコットンの原綿(茶芯)を先染めした贅沢な吊り裏毛を作っています。そうすることによって原綿の肌触りを直で楽しむことができるそうです。
型は両Vセットインスリーブ。※両Vとは汗止めのVのこと。
ユニオンスペシャル(昔のアメリカのミシン)のによるフラットシーマー縫製、フライス(裾、袖のリブ)には
ランダム針抜きを使用、ガゼット(汗止めのVの事)はハメコミ両V、ネック周りのフライスには上下振りミシンを使用するなど手間をかけたディテール満載、至極のスウェットに仕上がっています。
☆吊り編み機とは?(ここから先は長くなるので、お時間ある方どうぞ)
吊り編み機はなぜ特別なのか。編み機とはどういうものなのか。スウェットとこれからの編み機のはなし
スウェットの生地は編み機という機械によって編まれています。
スウェットだけでなく、Tシャツなどの生地をメリヤス生地といいますが、メリヤス生地とは機械で編んだ生地のことです。メリヤスを作るのに欠かせない編み機の存在は、一般的にはあまり知られていません。
スウェットに関していえば、「吊り編み機で編んだ」という製品説明をよく見かけます。
では。
吊り編み機とはどういう機械なのでしょうか。他にはどのような編み機があるのでしょうか。
編み機について
編み機のいままで
編み機が誕生したのは1589年、イギリスのウィリアム・リーという牧師が靴下を編む機械が最初でした。それまでは、編み物は手編みでしかできませんでした。
編み機によって編み物の生産効率は一気に高まります。大きな生地や、ハイゲージの生地、複雑な模様の編み生地を作れる編み機が開発されていきました。
編み機はコンピュータシステムも組み込み、大量生産できるようになりました。
1995年には、島精機製作所により、ホールガーメントという編み機が開発されます。ホールガーメントはいままでの編み機とは違い、生地ではなく、一着の服をまるごと編むことができるのが特徴です。
これにより裁断縫製の工程が省けコストが減るのに加え、縫い目のないニットを作ることができるようになりました。
編み機はこのように進化を続けてきたのです。
〈スウェットと編み機〉
吊り編み機は、1時間に1mしか編めない、古くから使われている編み機です。1816年にフランスで開発されました。ヴィンテージスウェットの多くは、この機械で編まれています。
機械自体ら現在生産されておらず、世界的にも数が少なくなった編み機です。日本の和歌山県の工場は吊り編み機を保管・運用する希少な存在として注目されています。
こうして編まれた生地は、糸によけいな力がほとんどかからず、ふっくらとした仕上がりになるのが特徴です。耐久性にも優れています。
高品質であり、ヴィンテージスウェットの生地を再現するのにも適しています。その為、生産性効率が悪くても、多くのメーカーがこぞって使用する人気の編み機です。
【FULLCOUNT】スウェット カラー:ネイビー、グレー
プライス:16800+tax
店頭でこんな事がありました。
10月からこのスウェットの入荷をお待ちのお客様がいらっしゃいまして。
ようやく先日お披露目できました。
【FULLCOUNT】の製品がとにかくお好きな方なんですが、広げてビックリ。通常のサイズ感とは違いすぎる!!
そこで、吊り編み機を使って生産された生地であることを踏まえ、「縮む前提のサイジングである」とお伝えしたのですが。。。
1サイズ以上に大きな見た目から、「そんなにうまく縮むはずがない。少し考えよう」と、お帰りになられました。
確かに、通常通りのサイジングになりそうな気配は全く感じられず。でも、僕の経験とフルカウントへの全幅の信頼を持って、個人買いするつもりの1枚を実験的に洗って乾燥機にかけてみることにしました。
袖の長さ、-7センチ、身幅-3センチ、着丈-6センチ、肩幅-5センチ。
数字だけ見てもなかなかな縮みようですが、ビックリするくらいに小さくなりました!
もう1つビックリしたのが、【FULLCOUNT】のこれまで生産されていたモデルとピッタリ同じくらいのサイズスペックに収まっているのです。
つまり、縮率もしっかり把握した上で企画されているということになります。ここまでくると、びっくりというより〈敬意〉しかありません。
「洗濯によって袖が7センチ、丈も6センチ縮むことで・・・」とご説明する事ができるのですが、すでにパーフェクトな状態でお渡しできるよう、乾燥まで済ませています。
おかげで生地もフカフカになり、着心地ももっと良くなりました(#^^#)
先にご紹介したお客様も、「店長の説明通りでしたね💦」と驚かれていたくらいです(笑)
たくさんの方に、最高の着心地と絶妙なサイズ感を味わっていただきたい(*^-^*)
10年は軽く着れますよ!これこそ、〈自分ヴィンテージ😊〉一つのものに愛着を持っていただきたいと考えるクロスブリッジの気持ちが伝わりますように🎶🙇
というところで。
恒例の今日の1曲。
https://youtu.be/eHn48b7iWF0?list=PLcrkjgsQXyk4msavcJOLPnosq-eq6K5d1
今日は長々と書いてしまいました。
お付き合いありがとうございました<m(__)m>