こんばんは。
雨になってしまいましたね・・・
こんな日はモヤモヤを解消すべく、ピリッとしたコーディネートをしたくなります。
昼間に革ジャンパーで盛り上がったので、お客様にすぐ影響される私は(笑)
早速コーディネートの構想を練りました。
最近、ベストの活用度の広さに気づいたという方が多く、
その辺も加味してこんな組み合わせを♪
ベストは【BROWN’S BEACH JACKET】です。
36(Sサイズ)なら、女性にも合うサイズなんですよ。
古い歴史のあるブランドブラウンズビーチジャケット社のジャケットやベスト。
優れた防寒性と機能性から労働者やアウトドアマンに愛用され、1920年から30年代ごろになると
その人気は東海岸にとどまらず全米へも広がりました。
1960年ごろになると、軽量素材の台頭により衰退してしまいます。
そして、近年古き良きワークウエアの神髄が見直され、ビンテージブームの復活と相まって
2007年FULLCOUNT社が生地の研究に乗り出しました。
ブラウンズビーチ特有の「ごま塩」と呼ばれる生地の雰囲気を醸し出すために
徹底的な研究がなされたといいます。
その証明として、2010年2月には、新たにライセンスを取得しました。
今とは比べ物にならない位、暖房器具も暖房設備も発達していなかった時代に、
寒さの中働く人々を支えたブラウンズビーチ社のアウターを、復活した背景なども
含め、体感していただければと思います。
ほんの一部のブランドではありますが、メディアやインターネットでどれだけ映えやすいか・・・・・
そんな洋服の本質とはかけ離れたところで商品が作られることもある、現代ファッションの様相。
そんなところへのアンチテーゼともとれるFULLCOUNT社のモノづくりに、心が動かされずにはいられません。
前出の画像は革ジャンの中に着ましたが、逆の発想でベストを上から羽織るのもオススメです。
暖かさと一つ差がつく着こなしが両立できます。
この組み合わせのまま、プリーツスカートやレースのスカートなどを持ってくるのも
トップスの無骨さとの対比で今っぽい着方になると思います。
手持ちのアイテムがマンネリになってきた方に、トライしていただきたいコーディネートです。
ビンテージの心を大切に・・・といわれる要因はたんなる懐古主義だけではなく、
そこに人々の知恵や技術が存分に生かされた機能性や実用性、そして褪せることのないデザイン性が
見出されるからだと思います。
クロスブリッジで取り扱うブランドのほとんどは、この<懐古主義>に基づいて生産されています。
レディースももちろんそうです。
こだわりとか薀蓄とか、そういう自己満足ではなく、
着る人が快適で長く愛用できて普遍性がある・・・
そんな服を作るために、懐古主義が駆り出されるのでしょうね(*^_^*)
最後にこのノスタルジーを巧みに操る【Fantasticdays】のパンツと新作を組み合わせてみました。
このパンツ、昨シーズン一気に完売してしまったストライプのワイドパンツですが。
全然今季以降も活躍するのは間違いなさそうです。
着用のプルオーバー!傑作品間違いなしなので(遠慮なく煽ります(笑))
お早目にチェックしてください☆
また描いたの??!!といわれそうな、ハンドペイントのシャツもレディースサイズでカッコよく着れます。
こちらもお早目に<(_ _)>
今日もお付き合いありがとうございました!!!!!